L-Dopaを含む植物。
ムクナは豆に多くL-Dopaが含まれています。(植物界では最大とも言われてる)
*「L-Dopa」(レポドパ)
L-Dopa(レボドバ)は、体内に取り込まれた後、腸内で吸収され脳内で神経伝達物質ドーパミンに変 化する前駆体として、パーキンソン病の特効薬としても知られています。
沖縄では富貴豆、本土では八升豆、やムクナ豆と呼ばれている総称を当サイトでは「琉球ムクナ豆」と呼んでいる。
琉球豆は、収穫量が多いことから「八升豆」と呼ばれている、収穫は沖縄では2回、本土では一回程となり豆がとても固く調理が大変なことから、日本ではすたれてしまい現在はあまり栽 培されていません。豊作で八升取れるから、あるいは八丈島から渡来したため、など諸説がある。
マメ亜科トビカズラ属に属する植物です。
かつてはトビカズラ属とは異なる植物とされ、栽培品種によってStizolobium hassjoo、Mucuna hassjoo など複数の属、種に分類されていたが、現在ではすべてビロードマメ(Mucuna pruriens)の変種ハッショウマメ(Mucuna pruriens var. utilis)として一つの種と考え、それを5つの栽培品種群に分ける見解が支持されている
ムクナは、ネパール原産と言われ熱帯アジアを中心に広く分布している。つる性の植物で、数メートル迄成長しフジのような紫の花をつけます。
一つの花房から数本がぶら下がるようにさやが付きます。豆は黒・白・黄褐色をしており、 タンパク質、炭水化物・脂質・ミネラルを含んでいます。ムクナの種は高い濃度のLドー パを含むことが知られている。
沖縄や温暖地域では豆の直まきや苗を植え込む。温度が上がるにつれが伸び始め、周囲のものに巻きつき勢いよく成長します。
健康食・自然食の観点から注目を集めている。
他感作用があり病虫害に強いので栽培には農薬を必要としま せん。また、ムクナ豆は肥沃な土地でなくても十分な収穫がある上に大豆やソラマメなど の豆類と同等の栄養素を含むため、発展途上国の食糧難に対する栄養源としても 有望です。
その豆の栄養価は、100gあたりに、エネルギー379キロカロリー、炭水化物57g、 タンパク質25g、脂質5g、カリウム1g、その他としてナトリウム、鉄分も含まれていま す。
また、豆に含まれるLドーパは神経伝達物質のドーパミンの補給のために有効であるこ とから、体調維持、体力向上の健康食としても注目を集めています。